パーソナルジムRESCORPNES蒲田店
年齢に応じて減っていく筋肉の種類と原因とは?【筋力低下の対策】
減少する筋肉の種類
年齢とともに減少する筋肉には、大きく分けて以下の2種類があります。
速筋(白筋)
速筋は短時間で大きな力を発揮する筋肉で、加齢とともに特に減少しやすいです。瞬発力を必要とする動作(例:ダッシュやジャンプ)に関与します。
遅筋(赤筋)
遅筋は持久力を支える筋肉で、速筋よりも減少しにくいですが、運動不足が続くと衰えてしまいます。
筋肉が減る主な原因
1. 加齢によるホルモンの変化
成長ホルモンやテストステロンの分泌が減少することで、筋肉の合成能力が低下します。
2. 運動不足
加齢とともに運動量が減ると、筋肉が刺激されなくなり、特に速筋が萎縮しやすくなります。
3. 栄養不足
筋肉を維持するためには十分なタンパク質とエネルギーが必要ですが、加齢により食事量が減ると栄養不足になりやすいです。
4. 神経系の衰え
神経と筋肉のつながりが弱くなることで、筋力の低下が進みます。
年齢による筋肉減少の特徴
30代
筋肉量のピークは20代後半から30代前半ですが、30代からは運動習慣がないと徐々に筋肉が減少し始めます。
40代~50代
この時期は筋肉の減少スピードが加速します。特に速筋の減少が顕著になり、基礎代謝が落ちて太りやすくなることも。
60代以上
60代になると、筋肉の減少はさらに進み、筋力低下が著しくなります。サルコペニア(加齢性筋肉減少症)のリスクも高まります。
筋肉減少を防ぐ方法
1. 筋力トレーニング
スクワットや腕立て伏せなどのレジスタンストレーニングを取り入れることで、筋肉の減少を抑えられます。
2. 適切な食事
タンパク質をしっかり摂取し、ビタミンDやオメガ3脂肪酸などの栄養素も意識すると良いでしょう。
3. 有酸素運動
ウォーキングやジョギングは筋肉を維持し、血流を改善する効果があります。
4. 良質な睡眠
成長ホルモンの分泌を促すため、十分な睡眠を確保することも重要です。