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食べなかった次の日に沢山食べるとなぜ太りやすい?
はじめに
「昨日は食べなかったのに、今日たくさん食べただけで太った気がする…」
そんな経験はありませんか?ダイエット中や忙しくて食事を抜いた後、つい反動で食べすぎてしまうことはよくあります。
しかし、これはただの気のせいではなく、身体のしくみとして実際に太りやすくなる状態が生まれています。
本記事では、「なぜ食べなかった次の日に食べると太りやすくなるのか?」を5つの視点から解説し、健康的にリカバリーする方法もご紹介します。
① 身体が“飢餓モード”になる
私たちの身体は、エネルギーが不足すると生存本能によって省エネ状態=飢餓モードに入ります。
- カロリー摂取が極端に少ないと、エネルギー消費を抑える
- 次の食事で「できるだけ多くの栄養を蓄えよう」とする
- 脂肪として溜め込みやすい状態になる
つまり、食べていない時間が長ければ長いほど、次に食べたものが「脂肪として蓄積されやすい」状態を作ってしまうのです。
② 血糖値とインスリンの急上昇
空腹時間が長いと、血糖値が一気に上がりやすくなります。これはインスリンというホルモンが大量に分泌される原因になります。
- インスリンは血糖を下げる働きと同時に、脂肪を合成・蓄積する働きがある
- 「どか食い」によりインスリン過剰→脂肪合成が加速
- 血糖値の乱高下による体調不良や空腹感の悪循環も
血糖値は「緩やかに」上げるのが理想。急激な変動は体脂肪の増加に直結します。
③ 吸収率が上がっている
長時間空腹状態が続いた後の身体は、栄養素の吸収率が通常よりも高くなっています。
- 胃腸が“栄養不足”を察知し、吸収モードに
- 糖質・脂質・塩分などが効率よく吸収されてしまう
- 結果的に、同じ量を食べても脂肪になりやすい
ダイエット中でも“抜く”のではなく、“整える”ことが重要です。
④ 代謝が落ちている
食事を抜くと、エネルギー不足により体温が下がり、筋肉も分解されやすくなります。
- 筋肉量が減る → 基礎代謝が低下
- 体温が下がる → 代謝全体が落ちる
- 脂肪が燃えにくくなり、リバウンドのリスクが増加
特に女性はホルモンバランスの影響も受けやすく、代謝の低下は体調にも直結するため注意が必要です。
⑤ 太りにくくするための対策
「食べなかった翌日でも太りにくくする」ために意識すべきポイントを紹介します。
- 少量を複数回に分けて食べる:血糖値の急上昇を防ぐ
- よく噛む・ゆっくり食べる:満腹中枢を刺激し過食を防ぐ
- 野菜・たんぱく質から食べ始める:脂肪合成を抑える
- 翌日は軽い運動を取り入れる:代謝を維持し脂肪燃焼へ
「抜いた分を取り戻す」のではなく、「整える意識」がポイントです。
まとめ
食べなかった翌日にたくさん食べると太りやすくなるのは、単なるカロリーオーバーだけでなく、身体のしくみが深く関係しています。
飢餓モード・血糖値の急上昇・吸収率の増加・代謝低下——これらが複合的に重なり、脂肪を溜め込みやすくしているのです。
健康的なダイエットの基本は、「抜かずに整える」「安定した食習慣を保つ」こと。
食べすぎても焦らず、次の日からリズムを取り戻せば、体はきちんと応えてくれます!
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