はじめに

「年末年始で2～3kg太ってしまった…」
これは多くの人が経験することですが、実は体重増加のほとんどは脂肪ではなく水分・むくみ・胃腸の変化です。

もちろん脂肪がつく要因もありますが、原因を正しく知れば短期間で戻すことができます。
ここでは、年末年始に太りやすい理由と、効率的なリセット方法を詳しく解説します。

① 食生活の変化

年末年始は普段と違う食事が増えます。これが太る最大の理由です。

● 高カロリー食が増える

• おせち料理（砂糖・塩分が多い）
• 揚げ物
• お餅（高糖質）
• クリスマス料理・ケーキ

どれも糖質・脂質・塩分が多く、水分を溜めやすい食事です。

● 食べる量が増える

・家に食べ物が多い
・親戚の集まりでつい食べる
・飲み会が続く

この期間の食習慣の変化は、体重が大きく動く原因になります。

② 運動量の低下

年末年始は仕事が休みで、通勤・外出が減り、活動量が大幅に落ちます。

● 日常生活の消費カロリーが激減

普段なら「歩く・階段を使う」などで消費しているカロリーがゼロに近くなります。
それにもかかわらず食べる量は増えるため、エネルギー過多になります。

● 寒さで体が縮こまりやすい

筋肉が動かず、血流も悪化し、代謝が低下します。

③ 冬は代謝が高いのに、なぜ太る？

実は冬は外気が冷たいため、体温維持のために代謝が上がりやすい季節です。

しかし年末年始は

• 暖房の効いた室内で過ごす時間が増える
• 運動しない
• 食べ過ぎる

これらが原因で、冬の「代謝UPの恩恵」が得られません。
結果、冬なのに太りやすくなります。

④ 睡眠リズムの乱れ

夜更かし・昼夜逆転・飲酒の増加によって睡眠の質が低下します。

● 睡眠が乱れると太る理由

• 食欲ホルモン（グレリン）が増える
• 満腹ホルモン（レプチン）が減る
• ストレスホルモンが増える

結果、

「食べたい気持ちが止まらない」状態に。

これが短期間の体重増加につながります。

⑤ むくみによる体重増加

年末年始の食事は塩分が高いものが多く、体が水を溜め込みます。

• おせち料理
• 鍋
• 外食
• 加工食品

これらを続けて食べると2～3kgは簡単にむくみで増えることがあります。
むくみなので、数日で戻る体重です。

年始に体重を戻す5つのコツ

① 水を1〜1.5L飲む

むくみ改善・代謝回復に必須。

② 野菜・果物・食物繊維を増やす

腸を整えれば体重は自然に戻る。

③ 体を温める（白湯・入浴）

血流改善によって代謝UP。

④ 軽い運動で良いので再スタート

• 10〜20分のウォーキング
• ストレッチ
• ピラティス

⑤ 糖質・脂質を徐々に戻す

急に食事制限するとリバウンドしやすいため、
「元の食事に戻す」ことを目標にしましょう。

まとめ

年末年始に太る原因は、ほぼすべてが以下の5つに集約されます。

• 食べ過ぎ
• 運動不足
• 睡眠リズムの乱れ
• むくみ
• 胃腸の内容物が増える

つまり多くの場合、脂肪が急激についたわけではなく一時的な増加です。
正しく戻す行動をとれば、1週間ほどで元に戻る人がほとんどです。

RESCORPNESでは、年末年始太りをスムーズに解消するための
筋トレ×ピラティス×食事指導を行っています。

無理せず、健康的に体を整えていきましょう。